WEBライターが仕事をするなら、
自分の名前が明記される署名記事のライティングを狙え!とよくいいます。

しかし、必ずしも署名記事にこだわる必要はありません

私自身も署名記事の仕事はあまりしてきませんでしたし、
ここ数年間は特に無署名のゴーストライター的な仕事が中心です。

それでもライターとして恥ずかしくない収入はキープしています。

ということは、少なくとも収入を増やすという目的において、
署名記事が必須でない
ことは間違いないですよね。

今回は署名記事と無署名記事、どちらを選ぶべきなのかを考えていきます。

WEBライター初心者には、こちらの記事もおすすめです!

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署名記事の必要性・メリットを考える

署名記事について

署名記事のライティングがいいとされるのは、単純明快。
自分のライターとしての名を世間に広められるからです。

署名付きで、しっかりとした良質の記事を書けば、
それはあなたの信用につながりますよね。

そう考えると、署名記事の仕事が不要だとまでは言えないのは確かです。
では、他にどんなメリットがあるでしょうか。

営業のときに実績として提示できる

ある意味、署名記事の一番大きなメリットは、
営業などの際に実績として提示できることではないでしょうか。

ランサーズなどのクラウドソーシングで応募・提案するときも、
ポートフォリオとして署名記事を提示できると有利なのは間違いありません。

クライアント側からしても、署名記事なら間違いなくその人のライティングですから、
安心して採用を検討できるというメリットがあります。

URLを貼るだけでよいので、
原稿等をサンプルとして添付するよりラクなのもいいですね。

署名記事だと高額報酬のケースが多い

一般的に無署名の案件より、署名案件のほうが高額である場合が多いです。

もちろん名前を出している以上、責任もライター本人の比重が大きくなるでしょう。
大変ではありますが、そのぶんモチベーションアップにもつながります。

ただ、必ずしも署名記事のライティングのほうが高額とは限りません。

事実、現在私の主収入になっている無署名案件があるのですが、
過去の署名案件で、それより高い報酬を出してくれるものはありませんでした。

家族や知人に自分の仕事を紹介しやすい

署名記事を書いていると、家族や知人に対して
「こんな仕事をしてるんだよ」と説明しやすい
メリットがあります。

特に家族などは、署名記事があると安心するのではないでしょうか。
フリーランスと聞くと、ちゃんとやれてるのか心配されるケースも多いですしね。

ライター活動をしている以上、自分の書いた記事を知人に読んでほしい、
と考える人も少なくないでしょう。

そんなとき、自分の署名記事がいくつかあれば有効活用できます。

峻千
署名案件しかやらない!とこだわる必要はないけれど、
2つや3つくらいは署名記事を持っているといろいろ役立ちそうですよね!

ブランディングなら署名記事がマスト

ブランディング女子

あなたがWEBライターとして、自分の名前を広めたいなら、
やはり署名記事をできるだけ多く手掛けておくのがベストです。

特に若い人が、この先もずっとライターを続けていく場合、
名前が売れているに越したことはありません。

ネームバリューで高額報酬が狙えますし、
ライティング以外の方面で収入を生むことも考えられます。

分かりやすくブランディングできる

署名記事は名前が記載されますので、
“この人がどんな記事を書くのか”、“どんな考えを持っているのか”
が一目瞭然で分かります。

最近は署名記事の場合、SNSも掲載できることがほとんどです。
一気に多くのファンを作る、ブランディングチャンスでもありますね。

ライターとして著名になりたい人はもちろん、
将来的にビジネスの幅を広げたいと考えている人にも、
署名記事によるブランディングは大きく役立つ可能性大です。

ブランディング不要なら署名記事も不要?

逆にブランディングするつもりはない、というライターなら、
署名記事にこだわる必要はないといっても過言ではありません。

しかし、前述したように署名記事が信用につながる、ポートフォリオになる、
といったメリットもあります。

いくつか提示できるくらいには、署名記事も確保しておくのがベストでしょう。

その場合、基本的には提示用としての署名記事確保が目的ですので、
あまり報酬金額にはこだわらず受けてしまうのもひとつの手です。

峻千
提案のときに署名記事をいくつか提示できるようになると、
やっぱり採用率が高くなったように感じますよ!
“どんな記事を提供できるか”示せるので、単価交渉も比較的スムーズです。
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収入重視ならケースバイケースで

収入重視で考える

ブランディングのことを考えず、収入面重視で考えるなら、
ケースバイケースで案件を選んでいくことになります。

まったく同じ難易度で同じ報酬の案件があったとして、
一方が署名記事、もう一方が無署名記事なら、署名記事を選ばない理由もないでしょう。

しかし、無署名記事のほうが署名記事より報酬が高ければ、
ブランディング不要・収入重視のライターは無署名記事を選ぶことになります。

当たり前のことなんですけどね(笑)。

以下に私の例をもとに、判断基準を考えてみました。

自分の年齢を判断基準にしてみる

私はライター活動を始めたのが、すでに40歳でした。

ですから名前を売ろうとしたところで、
ブランディングできるころにはもうすっかり年寄りです。

途中、雑誌の仕事をとるチャンスなども数度あったのですが、
自分の残り人生などを考えて私は収入重視でいくことにしたんです。

いくらライティングの仕事なら自宅でできるといっても、
70歳とかになってまで働きたくはないですもんね(笑)。

最短でブランディングを狙うのも有り

あくまで私は前述のスタイルを選びましたが、
たとえば50歳だからといってブランディングが不可能なわけはありません。

1年もかからず上手にブランディングする人だってたくさんいます。

ブランディング手法は人それぞれですが、
自信のある人はチャレンジしてみるのももちろんおすすめです。

結局のところ自分の人生ですから、
自分の悔いがないようにやるのが一番というのが私の考えです。

どちらも受けながら方針を決めていく

年齢の若いライターなら、なにも最初から方針を決める必要もないと思います。

決まっていたほうがスムーズかもしれませんが、
時間はあるんですから、効率ばかり求めなくても大丈夫!

署名記事、無署名記事のどちらも臨機応変に受けながら、
ブランディングのことなども含めて方針を考えればいいんです。

いろいろと試しながら、自分に合ったスタイルを探りましょう。

ライターなどのフリーランスは、苦労する部分ももちろん多いです。

しかし、自分の思うままチャレンジして、思うまま軌道修正できるという、
サラリーマンにはない大きなメリットが存在しています。

せっかく思い切ってライターへの一歩を踏み出したのなら、
この先も思い切ったチャレンジをしていきましょう!!

私も心から応援しています!

まとめ
  • 署名記事は提示できる実績として有利になる
  • ブランディングとして効果的・他ビジネスへの展開も
  • ブランディング不要なら署名にこだわらず収入重視も有り
  • 若いライターは積極的に署名記事を狙うのがおすすめ
  • 年齢を基準にブランディングの必要・不要を考えてみる

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