その気になれば、誰もがすぐにでも始められるWEBライター。
しかしWEBライター初心者のライティングでは、少々注意したいポイントがあります。

紙媒体のライティングと違い、サイトでの閲覧を目的としたWEBライティングは、
ただ好き勝手に書けばいいわけではなく、SEOというものを考えなければなりません。

いくら記事そのものの質が高くても、
SEOを無視した書き方では修正戻りの嵐になってしまうことも。

ではSEOとはなんなのか?どうすればいいWEBライティングになるのか?
これからお話ししていきますので、参考にして修正ゼロの記事納品を目指しましょう!

これからWEBライターを目指している人には、こちらの記事もおすすめです。

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WEBライターとSEOは切っても切れない関係

SEO対策

WEBライターである以上、決してSEOの存在を無視することはできません。

SEOとは“Serch Engine Optimization”の略語で、
Googleなどの検索エンジンで上位に表示されるよう、サイトを最適化することです。

検索結果での表示が上位であるほど、サイトを閲覧される可能性が高まりますから、
いかにSEO対策が大切であるか分かりますよね。

SEOを意識したタイトル・見出しをつける!

SEOを意識したタイトルとは、検索にかかりやすいタイトルということです。
見出しも同様ですね。

たとえばキャットフードを宣伝する記事を依頼されたとしましょう。
その場合、記事を読んでもらいたい対象は“キャットフードを求めている”人です。

では、その人たちがキャットフードを探すとき、どんなワードで検索するのか?
検索されそうなキーワードを考える(調べる)ことが大切になってきます。

『キャットフード 安全』とか『キャットフード おすすめ』とか。
『キャットフード ダイエット』のようなキーワードで検索する人もいるかもしれませんね。

このように検索されそうなワードを絡めてタイトルや見出しをつけていくことが、
SEO、つまりはWEBライティングの第一歩です。

キーワードの選定方法は、また別記事で紹介したいと思います。
気になる人は『SEOキーワード 選び方』などで検索してみるといいですよ!

峻千
キーワードに関しては、クライアントから指定されることも多いです!
その場合もさらに独自で調べたキーワードを付加できるといいかもしれません。

書き出しは結論から!その後理由を述べる!

WEBサイトを閲覧する人は、ちょっとした空き時間に読んでいることも多く、
ダラダラと結論を先延ばしにした記事は読まれにくい傾向があります。

したがってWEBライティングでは、まず書き出しに結論を持ってくるのが正解です。
そのうえで理由を述べ、次に具体例を挙げ、再び結論を書く、というスタイルを意識します。

簡単な例文を挙げましょう。

例文

このキャットフードは過去最高のキャットフードです!(結論)
猫の体に悪いものは一切使われていないし、食欲も増進させます。(理由)
原材料は○○、△△、人が食べても問題ない上質の肉が使われているんです。(具体例)
だから、このキャットフードを過去最高だとおすすめします。(再結論)

こうやって例文を読むと分かりやすかったのではないでしょうか?

この手法は“PREP法”といって、実はメジャーな文章構成方法です。
PREP法をひな形にして書いていけば、初心者でもきれいなWEBライティングができますよ!

ペルソナを明確にして伝わりやすい記事に!

次に意識したいのはペルソナ設定です。
ペルソナとは、いろんな商品やサービスを販売・提供するうえでの対象相手になります。
商品などを購入する側のユーザーということですね。

さきほどのキャットフードを例に挙げて話しますが、
ただ漠然とキャットフードの良さを説明するのではアピール不足です。

猫の健康や食欲増進に効果が期待できるキャットフードですから、
猫に安全・安心なものを食べさせたい、元気にたくさん食べてほしい、
と願っているユーザーを思い描かなくてはなりません。

“可能な限り対象を絞り、その人に向けて伝えるつもりで書く”こと。
WEBライティングで忘れてはならないポイントのひとつです。

ペルソナ設定は必ず最初にしておきましょう!

峻千
文体とかはクライアントの意向によりますが、
設定したペルソナに語りかけるような気持ちで書くといいですよ!

モバイル端末での見栄えを忘れてはならない

スマホでWEB閲覧

近年、WEBサイトを閲覧する端末はパソコンばかりではありません。
つまり、モバイル端末での閲覧を想定したライティングが欠かせないということです。

スマホやタブレット、みなさんもほぼ間違いなく利用していますよね。
というか、今やもうスマホ等のモバイル端末でWEBを利用する人のほうが多いのかな?

そうなってくると、モバイル端末の小さな画面で閲覧した場合でも、
読みやすい
記事にする必要があるということになります。

一文の文字数が多すぎるのはNG!

一文の文字数が多くなればなるほど、読みづらく伝わりにくい文章になるもの。

読みやすく伝わりやすい記事をライティングするためには、
一般的には一文40文字程度にすればよいとされています。
多くとも、70文字以内くらいには収めるのがいいですね。

ただ、あまり短すぎる文ばかりが羅列していても、
逆に読みづらくなるのではないかと個人的には思っています。

40~70文字くらいを目標に構成していくとよいのではないでしょうか。
私も基本的には40~70文字程度と考えてライティングしています。

改行を適度に使って読みやすく!

同様に読みやすさを考えた場合、改行を適度に入れることも不可欠です。

空白が一切なく、文字がびっしり詰まった記事なんて、
ひと目で読む気をなくしてしまいますよね?

ブログのような感覚でライティングすると、イメージしやすいかと思います。
基本的には一文が終わったら改行
さらに2~3行おきに空白の改行を入れると読みやすくなりますね!

ただしクライアントの要望や記事内容により、臨機応変に対応する必要はあります。
クライアントには事前にレギュレーションを確認しておきましょう。

一文の文字数に加え、上記を意識してライティングしていれば、
スマホ等のモバイル端末でも読みやすい記事になりますよ。

峻千
WEBライティングで大切なのは、読みやすさと伝わりやすさです!
文字数を稼ぎたくなる気持ちをグッと抑えて、できるだけ簡潔にまとめましょう。
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読者目線のライティングが良い記事を生む

結局、読者目線に立ってライティングすることが良い記事につながります。

説明してきたWEBライティング、SEOに関する取り組みは、
突き詰めればどれもユーザーファーストの意識を持つことに他なりません。

最近はGoogleなどの検索エンジンもかなり進化しており、
検索ワードだけでなく、記事そのものの質を重視するようになっています。

これまでの内容を参考に記事を書いたら、
最後は第三者目線で自分の記事を読み直してみましょう。
もちろん、分かりづらい、読みづらいと感じた箇所は即改善です。

ユーザーファーストのWEBライティングで、求められるライターになってくださいね!

ここまで読んだくださり、どうもありがとうございました。

まとめ
  • タイトル・見出しにはSEOキーワードを入れる!
  • 結論を先に書く“PREP法”を使おう!
  • ペルソナを設定して“伝わる記事”を目指す!
  • 一文の文字数は40~70文字程度を意識する!
  • 改行を使って読みやすい記事にしよう!
  • いかなるときもユーザーファーストを忘れない!
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