広島にはたくさんの観光スポットがありますが、
メジャーなスポットだけでは物足りないという方におすすめなのが、
今回紹介する『うさぎ島』です。

うさぎ島というのはもちろん通称で、本当の名前は大久野島。
瀬戸内海に浮かぶ、周囲約4kmの小さな島です。

多数のうさぎが生息するうさぎ島は、近年知名度も上がってきて、
今や広島の新たな穴場スポットとして知られています。

あなたも愛らしいうさぎたちに囲まれて、幸せな気分を味わってみませんか?

広島の定番スポットを紹介したこちらの記事もおすすめです!
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うさぎ島へのアクセス・渡島前の準備

木陰でたたずむうさぎの群れ

まずはうさぎ島(大久野島)へと渡るまでのポイントを説明します。

「ただフェリーで渡ればいいだけでしょ?」と思ったあなた!
ちょっとだけ違います。

うさぎ島へ行くなら、少しやっておきたい準備があるんですよ。

これを覚えておくと、よりスムーズにうさぎ島をエンジョイできます!

うさぎ島へのアクセスは忠海港から

うさぎ島へのアクセスは、広島県竹原市の忠海港からフェリーに乗ります。
もより駅はJR呉線の忠海駅。

フェリーの本数は、30分~1時間に1本ほど。

帰りの便は早い時間に終了しますので取り残されないように!
※2020年1月現在、帰り最終便は19:15です(要確認)。

広島駅から
JR呉線に乗車→約2時間→JR忠海駅で下車→徒歩7分→忠海港
新幹線上りに乗車→約30分→JR三原駅でJR呉線下りに乗り換え→約22分
JR忠海で下車→徒歩7分→忠海港

忠海港からフェリー乗船→約15分→大久野島で下船(片道310円)

うさぎ島へ行く前にコレをやっておこう!

せっかくうさぎ島に行くなら、うさぎたちにエサをあげて触れ合いたいですよね?

そこで渡島前にやっておきたいのがエサの調達です。
忠海港でも売っているので、そこが購入場所の第一候補。

もっともうさぎ島にも、うさぎのエサを売っている場所はあります。
…が、島に降り立ってからかなり先に進まなくてはならず、
道中のうさぎにエサをあげることができません。


したがってフェリーに乗る前に買っておくのがおすすめです。

野菜をあげるなら持参する!

忠海港やうさぎ島で売っているエサは、すべてラビットフードです。

もしあなたが野菜をうさぎにあげたいのなら持参しなくてはなりません。

少し寄り道することになってしまいますが、
忠海駅近くのコンビニ、もしくはスーパーで野菜を購入していきましょう。

うさぎ島目的のお客さんが多いのか、
もよりのコンビニではうさぎ用にカットした野菜が売られています。
(少々割高な料金で売られていますが…)

スムーズにフェリーに乗りたければ、事前に買っておくのも手ですね。
その場合は野菜が傷まないよう注意を!

持参した野菜でうさぎにエサやり
野菜とナイフ持参でカットしながらあげるのもいいですよ!
注意点

うさぎには与えてはならない野菜があります。
※ほうれん草・ねぎ・じゃがいもなど


余った野菜は必ず持ち帰りましょう。
放置された余り野菜が原因で獣害が発生しています。

うさぎと触れ合いつつのんびり島散策

かわいいうさぎたちがお出迎え

うさぎ島と呼ばれる大久野島でフェリーを下船すると、
おそらくすぐにうさぎたちが出迎えてくれます。

渡島してからはどう動こうとあなたの自由です。
一応の進路みたいなものもありますが、思うままに島内を散策してください。

とにかく至るところにうさぎたちが生息しており、その数はなんと700羽以上!

エサやりもペース配分しないと、途中でなくなってしまいますよ(笑)

島内の宿泊施設は休暇村大久野島のみ

うさぎ島にある宿泊施設は、休暇村大久野島ひとつだけです。
フェリー乗り場から離れていますが、無料シャトルバスが頻繁に運行しています。

シャトルバスは宿泊者以外もOKですので、目的に応じて活用しましょう。

ただ、ほとんどの人は利用せず歩いてうさぎと触れ合います。
そりゃそうですよね(笑)。

休暇村大久野島には日帰り利用可能な温泉、飲食店、おみやげ屋などがあります。
時間のある方は利用してみてはいかがでしょうか。

また、うさぎのエサもこちらで販売しています。

うさぎ以外にもお楽しみポイント多数

うさぎ島にはキャンプ場や海水浴場、プールなどの施設もあります。

戦時中、うさぎ島(大久野島)では毒ガス製造が行われていたため、
大久野島毒ガス資料館なども。

少し足を伸ばして山手に登れば、展望台から瀬戸内海の絶景が望めます。

うさぎ以外にも、お楽しみポイントがたくさんありますね!

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うさぎ島を満喫するための注意点

うさぎ島のうさぎたち

最後に、うさぎ島での注意ポイントをいくつかお話ししておきます。

マナー面や混雑時のこと、うさぎとの触れ合い方など、
知っておいてほしいことがいくつかありますので、ぜひ覚えておいてください。

みんながうさぎ島をより楽しく満喫するために必要なポイントです。

うさぎを抱こうとしない!

うさぎ島のうさぎたちは野生動物です。

臆病な動物でもありますので、かわいいからといって抱くのはNGです。
せいぜい軽くなでる程度で、嫌がるようならすぐやめてあげましょうね。

また、エサやりのときうさぎは夢中になって食べていて、
エサを持っている人の指を噛んでしまうことがあります。

野菜などを手からあげるときは、じゅうぶん気をつけてください。

野菜が余ったら必ず持ち帰る!

近年観光客の増えたうさぎ島では、
残されていった野菜にカラスやネズミが集まる獣害に悩まされています。

ときにはうさぎにも被害を及ぼすことも。

もし持参した野菜が余ったときは、必ず持ち帰ることを忘れないでください。
うさぎたちの環境を守るために大切なことです。

野菜を余らせるうさぎ

連休中はフェリーが大混雑することも!

うさぎ島の知名度が高まってきたため、
連休中などはフェリーが大混雑することも珍しくありません。

2時間待ちなんて話も聞きますので、スケジュールにはじゅうぶんな余裕を。

そうなると気になるのが帰り便に関してですが、
混雑のせいで乗船できない場合、最終便以降も全員が帰れるまで発船してくれます。
その点はご安心ください。

忠海港の駐車場満車に注意を!

今回は電車を使ってうさぎ島に訪れるのを前提に話してますが、
忠海港には無料駐車場もあるため車での訪問も可能です。

ただし当然ながら駐車場スペースは限りがあります。
満車の場合かなり困ってしまうため、混雑シーズンはご注意ください。

逆にいうと混雑しないシーズンであれば、車のほうが便利かもしれません。
JR呉線などは本数が少ないので…

日帰りでも泊まりでも楽しいうさぎ島

日帰りでも泊まりでもうさぎと遊べる

紹介してきたとおり、宿泊施設やキャンプ場もあるうさぎ島は、
日帰りでも泊まりでも楽しめる観光スポットです。

子供からお年寄りまで、老若男女を問わずおすすめなので、
ぜひ広島旅行のスケジュールに加えてみてはいかがでしょうか?

離島という環境も手伝って、普段は味わえない開放感と癒しが得られますよ!

かわいい無数のうさぎたちが、あなたの来訪を待っています。

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