猫を飼っていると、旅行時や外泊時のお世話が悩みどころですよね。
そんなとき、私なら迷うことなくキャットシッターをおすすめします!
キャットシッターとは、猫のお世話をしてくれるペットシッターのこと。
なかには猫と犬、その他動物など、対応範囲の広いシッターさんもおられます。
キャットシッターをおすすめするのは、
猫を慣れない場所に預ける必要がないからです。
猫は場所の変化をとても嫌う動物ですので、
ストレスを最小限に抑えるためにもキャットシッターを推奨します。
今回の記事では、キャットシッターのメリットやデメリットなどをお話ししますね。
実際にキャットシッターを利用したときの流れも、併せて紹介します。
おでかけ予定で、猫をどうするか悩んでいる方はぜひ読んでみてください!
シッターを依頼すれば猫の生活に変化なし!
![自宅でくつろぐ猫](https://shunsenroom.com/wp-content/uploads/2020/01/nekosotomiru1027_TP_V4.jpg)
キャットシッターに依頼すると猫を外部に預ける必要がなくなります。
つまり、猫の生活が普段の日常とほぼ変化なくおくれるということ。
猫は環境の変化でストレスを感じやすく、体調を崩すこともあります。
飼い主の旅行や外泊が原因で、猫が具合を悪くしちゃうと悲しいですよね…。
そんなあなたの救世主になってくれるのがキャットシッター。
では、まずキャットシッターのメリットからまいります!
猫の慣れた環境でストレスなく生活できる
いつも過ごしている自宅、猫が慣れ親しんだ環境で留守番できる。
これこそがキャットシッター最大のメリットです。
ペットホテルや実家、知人宅に預けるにしても、
普段と異なる環境は少なからず猫にストレスがかかります。
たとえ猫が預ける相手になついていたとしても、
猫が最重視するのは住環境ですので、負担なしとはいきません。
キャットシッターの場合、
サービス中こそ見知らぬ人の来訪で警戒するかもしれませんが、
大半の時間は普段どおり過ごせるためストレスフリーです。
![](https://shunsenroom.com/wp-content/uploads/2019/11/DSC_186.jpg)
のんびりくつろぎながらお留守番してるニャ!
水交換・トイレ掃除もしてもらえて衛生的
キャットシッターに任せれば、水交換やトイレ掃除も毎日してくれます。
以前の記事で、一泊程度なら自動給餌器を使うのもおすすめと書きましたが、
水交換やトイレ掃除は当然行えません。
参考→ひとり暮らし・おでかけOK!カリカリマシーンSPがあれば猫も安心
夏場などは特に、水が新鮮であるに越したことはないし、
トイレは汚れすぎると猫が用を足すのを嫌がるおそれがあります。
そんな不安もキャットシッターへの依頼ですべて解決します!
猫の様子を随時報告してくれるサポート力
シッターさんによるかもしれませんが、
留守中の猫の様子をメールや写メで随時報告してくれます。
たとえば私がお願いしたシッターさんは、以下のようなことを報告してくれました。
- 自宅に入ったときの猫の様子、そぶり
- ごはんの食べっぷり
- 排泄の有無やウンチの状態
- オモチャで遊んであげたときの様子
- 猫の写真
- 掃除をしたあとのトイレ写真
- 猫の食器を洗ったあとの写真
これだけ知らせてくれると、外出中でもかなり安心できますよね!
ただ、キャットシッターによってサービス内容は異なりますので、
事前によく問い合わせてみてくださいね。
![](https://shunsenroom.com/wp-content/uploads/2019/11/DSC_186.jpg)
親身になってくれるシッターを見極めよう!
![おもちゃで遊んでもらっている猫](https://shunsenroom.com/wp-content/uploads/2020/01/HIRAIIGIRE8s4s5_TP_V4.jpg)
キャットシッターを依頼するとき一番重要なのは、
親身になってくれる(猫のことを考えてくれる)シッターさんを選ぶことです。
まあ当たり前のことなんですけど、広告とかには基本いいことしか書きません。
実際に電話等で問い合わせたり、面談したりするなかで見極めましょう。
その見極めが難しい点は、キャットシッターのデメリットのひとつですね。
ではこれから利用する方のために、失敗しないシッター選びのポイントを挙げてみます。
正式な許可を受けているかどうか
キャットシッター(ペットシッター)のサービスを提供するためには、
“動物取扱業者登録”“動物取扱責任者”の資格が必要です。
きちんと許可を受けている業者なら、
必ず公式ホームページ等のどこかに掲載されていますので確認しましょう。
仮にじゅうぶんな知識を備えていたとしても、未許可営業は違法ですし、トラブルの元です。
サービス提供前に面談してくれるか
実際のサービスを受ける前に、
自宅などで面談をしてくれるかどうかも大切なポイントです。
その際、サービス内容やサービス範囲の説明を丁寧にしてくれるかチェック。
大事な猫のことですから、いい加減な対応をする人には任せられません。
通常はきちんとしたシッターさんなら、猫との顔合わせの意味も含めて、
事前の面談と打ち合わせに訪問してくれます。
![](https://shunsenroom.com/wp-content/uploads/2019/11/DSC_186.jpg)
一度会っておくだけでもだいぶ安心できるニャ!
サービス内容が充実しているか
前の項でも触れましたが、猫の様子を細かく報告してくれるのはかなり安心です。
たいていのシッターさんがメール報告程度はしてくれると思いますが、
前述した私の例のように、トイレの様子や食べっぷりなど、
写真付きで細かく知らせてくれるのはありがたいですよね。
こうしたサービス内容の充実度も、キャットシッター選びの重要ポイントです。
シッター利用で気をつけたいポイント
![キャットシッターと遊ぶ子猫](https://shunsenroom.com/wp-content/uploads/2020/01/HIRA78_nezuminoomocyatomesuneko_TP_V4.jpg)
キャットシッターにもデメリットといえる部分はもちろんあります。
利用の際は、デメリットになりうるポイントを把握したうえで選べば、
失敗の可能性を大きく減らせるはずです。
以下に、私が感じたキャットシッターのデメリットを挙げますので、
キャットシッター選びの参考にしてみてください。
サービス料金が高め
キャットシッターはサービス料金が比較的高めです。
1回30分が基本となるケースが多く、30分2,000~3,000円くらいが目安。
猫の数が増えると追加料金が必要です。
業者によっては初回のみ、登録料金が必要なところもあります。
時間あたりの料金を考えると、決して安いとはいえませんね。
さらに、1日2回ごはんをあげてほしいなら、2回訪問してもらわなくてはなりません。
すると料金も2倍になってしまいます。
私の場合、朝ごはんは自動給餌器で、夕方だけきてもらう形をとりました。
自宅に入ってもらう必要がある
シッターと名のつく職業すべてにいえることですが、
鍵を預けて留守中の自宅に入ってもらわなくてはなりません。
セキュリティ観点からいえば、デメリットととれますね。
だからこそ、前述したようにきちんと許可された業者であることが大事なんです。
事前の面談、打ち合わせでの見極めもポイントになりますね。
日程が合わないこともある
キャットシッターは個人経営や少数経営の業者が多く、
長期連休などの繁忙期には依頼を受けてもらえないケースがよくあります。
盆や正月などのお客さんが集中しそうな時期は、
かなり早めに依頼を打診しないと難しいでしょう。
また、繁忙期には割増料金が設定されていることもあります。
ただ、無理矢理依頼を詰め込むより、
きちんと断るシッターさんのほうが良心的ともいえます。
シッター依頼~サービス完了までの流れ
![居心地がよさそうな猫](https://shunsenroom.com/wp-content/uploads/2020/01/HIRA15041811_TP_V4.jpg)
さて、次は私が実際にキャットシッターを依頼したときの流れを紹介します。
個人経営のシッターさんも多く、サービス内容や段取りはそれぞれ異なるでしょうが、
おおまかに「こんな感じだよ」という参考にはなるはずです。
くれぐれも依頼の際は、ご自身でも細かく問い合わせることを忘れないでくださいね!
- ネットから近所のキャットシッターを探す
- 良さそうと思った3社に問い合わせ
- 一番対応の良かったA社と話を進める
- 面談日の決定
- 面談当日→猫との顔合わせ、食器場所やトイレ場所などの確認
- 面談当日→サービスの説明、契約、料金の半額を支払い(シッターによって違うと思います)
- サービス提供日の数日前→鍵を預ける(スペアがあれば契約時でもOKだった)
- サービス提供日→約束どおりのサービスをしてくれ、メールで結果報告
- サービス終了後→改めて訪問、鍵を返してもらって料金の残りを支払う
簡単な流れではありますが、だいたいこのような感じでした!
私の依頼したシッターさんは信頼できるいい人で、
以降もたびたびお世話になっています。
大切な愛猫のことを第一に考えて!
![幸せそうな表情の猫](https://shunsenroom.com/wp-content/uploads/2020/01/TSURU170211-034_TP_V4.jpg)
旅行など外泊するときは、キャットシッターがおすすめというお話でした。
ただ、その人その人の環境次第で、ベストな答えは変わります。
私は自信を持ってキャットシッター(信頼できるシッターさん前提)を推しますが、
たとえば頻繁に実家に預けていて猫も慣れている、
というような環境の場合は実家に預けるのももちろんアリです。
一番に考えるべきは、猫のストレスをいかに少なくするか。
この一点です。
それを考慮したうえで、キャットシッターの利用を検討してみてくださいね。
ここまで読んでくださり、どうもありがとうございました。