こんにちは!ライターの和才峻千です。
今日は前回に引き続き、私のライター体験談をお話ししていきます。

ちなみに前回は、初ライティング~ライター専業化を決めるまでのお話でした。
まだ読んでいないという方は、↓からどうぞ!

 参考→和才峻千のライター体験談・初ライティングまで【初心者時代】

そして今回はライターを本業にした後の体験談。
単価がアップし、収入が少しずつ増えていった体験をお伝えしますよ!

実は過去記事にもちょくちょく重複した内容があると思いますが、
そのあたりはご容赦願いたいと思います。

ライティングスキルアップに関する、こちらもおすすめです!
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思い切って単価アップ交渉!

クライアントと単価交渉の席

ライターへの転身を果たした後、幸い仕事は途切れることなく受注できました。

とにかく「調べれば大抵の記事は書ける」という気持ちと、
「多少キャパオーバー気味でもなんとかして終わらせる」という意気込みで、
ガンガン営業(提案)していったのが勝因のひとつだったと思います。

ただ、このまま同じことを繰り返していても収入アップは望めない。

と感じていたのも事実です。
そんな時…

抱えている案件をこなしきれない状況

収入・報酬面の伸び悩みを感じつつも、日々の仕事をこなしていたある時期です。

想定していた以上にライティング依頼継続の打診をいただき、
すべてをこなし続けるのはとても無理という状況に。

単発の案件であれば、その瞬間だけ無理をすれば済みますが、
どれも継続案件だと無理も継続することとなり、健康面・体力面においてもNGです。

選択肢は、“いずれかの案件をお断り”するしかありません。

一番やりづらい案件をお断りすることに

いずれかの案件をお断りする場合、どれを選ぶかはライターそれぞれです。
私の場合は以下の条件から考えました。

  • 単価が安い
  • ライティングに時間がかかる内容
  • 取引歴が浅いクライアント

実際にはさらに細かな要素も加わってきますが、概ねこんな感じです。

そして申し訳ないと思いつつ、選んだクライアントに連絡をしました。

ストレートに伝えた結果、単価アップに

この時私はストレートに、ライティングをお断りする理由を伝えました。

つまり、

  • 他の案件よりも単価が低いということ
  • 報酬額と作業時間が釣り合わないこと

などです。
もちろん、表現はやわらかくしましたが。

すると先方から言われたのが、
「例えば単価をアップすれば、うちを優先してもらえたりしますか?」
との言葉。

正直驚きましたが、こちらの希望条件を伝えるなどのやりとりを重ね、
単価アップで継続していくことが決まりました。

これまでの経験を単価交渉に活かした

意外だった先方からの単価アップ交渉という結果を経て、
私はこのスタイルで今後は単価交渉していけば良いのではと考えました。

つまり正直にお断りせざるを得ない理由を伝え、
単価アップしてもらえれば優先できると、今度はこちらから打診するんです。

ちょっとズルい気もしなくはないですが、そこはまあビジネスですし(笑)
基本ウェットな対応をしているつもりですが、ドライになる部分も必要ですよね。

もっとも、別に嘘は何ひとつついていません。

以降、このスタイルが私の基本的なライター単価交渉術となっています。

クラウドソーシング外にも営業!

電話で営業をかけるライター

先ほどお話しした単価交渉は、当然必ずうまくいくものではありません。

しかも、ある程度案件をたくさん抱えていてこそ成り立つ交渉術です。

ライター収入を増やすためには、単価交渉による単価アップも重要ですが、
案件そのものを増やす(維持する)ことも絶えず考えなくてはなりませんでした。

まずは他のクラウドソーシングも利用

初ライティングをしたタスク系のクラウドソーシングを除き、
ここまで私はほぼランサーズ1本で仕事をしていました。

比較的順調に仕事を受注できていたからではありますが、
ライターとしての先を考えると仕事受注のチャンスは多ければ多いほど有利です。

いつでもスムーズに多方面に打診できるよう、
当時目についたクラウドソーシング系のサイトへ次々と登録。

幅広くライティング案件へのアンテナを張りました。

メディアにも積極的に営業していく

クラウドソーシング外に手を伸ばしていくことも重要です。

なかなか直接契約はハードルが高い部分もありますが、
クラウドソーシングに限定していると、どこかで収入が頭打ちになってしまいがち。

ライターとして一生やっていくつもりなら、いつかは通る道だと考え、
いろんなメディアに自分から営業をかけていきました。

ライターを募集しているメディアはもちろん、そうではなくてもメールでお伺いをたてるなど。
別に断られるのが当たり前ですから、どんどん積極的に営業することが大事です。

思い切った行動がライター成功への道

ライター10年目まで続けてきて思うのは、
思い切った行動こそが道を開くということ。

例えばメディアや企業との直接契約。
契約書作成など面倒な部分はありますが、やってみればなんとかなるものです。

今はネットでなんでも調べられますし、
弁護士と顧問契約を結んでチェックしてもらうことも可能ですから。
費用はもちろん必要になりますが。

成長するためには、一歩踏み出す勇気が絶対に必要です!

峻千
最近はフリーランス向けプランを用意している弁護士も居て、
月額1万円から顧問契約が結べますよ!
簡単な契約書チェックくらいなら、月額範囲内でやってもらえます。
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ライティング効率向上に取り組む!

効率を考えた環境づくり

ライターとしてライティングを続けていくために、
私は“単価アップ交渉”と“営業の手を広げての仕事確保”に取り組んでいきました。

この頃、仕事量、収入面には不満のない状況をキープできてはいたものの、
正直かなりハイペースで仕事をしていたのも事実。

1日の作業時間は長く、休みもあまりとれていません。

だんだん、
「今はいいけど、これを長年続けるのは厳しい…」
と考えるようになります。

設備投資でライティング効率アップ

ライターになった当初は、そこそこ古いデスクトップパソコンを使っていました。

ある程度稼げるようになった時点で、まずパソコンを新調。
同時に以前のモニターも活用して、デュアルモニター環境を実現します。

これが大正解!

ライティングとデュアルモニター環境が、ここまで相性がいいとはと正直驚きでした。

デュアルモニターのメリットは以下の通り。

デュアルモニター環境のメリット
  • いちいち切り替えなくても資料を見ながらライティングできる
  • 一箇所を重視することが減るため目の疲れが軽減される
  • 目の疲れが軽減させることで肩こり軽減にも繋がる
  • シンプルに見やすい
  • 動画を流したり、Twitterを開いたりしておける(不要?)

一部不要そうなものもありますが、個人的な感想です!

とにかく「ライターになる時の準備は?」と聞かれたら、
私は迷わず「デュアルモニターにしなさい」と自信を持って言います。

そのくらい効果絶大なので、ライターの方はぜひ検討してみてください!

仕事と休みのメリハリを意識する

ライターをしていると、時には徹夜で納期に間に合わせることも。
ひと月の休みが1日、あるいはまったくない、なんてことも珍しくありません。

しばらくは「こういうものだろう」と割り切っていたのですが、
だんだん“疲れた状態、眠い状態で書いた記事はロクな品質ではない”ことに気付きます。

そこで私は、思い切って2つのことを決めました。

  • 眠い時はスパッと寝て翌日しっかり作業する
  • この日は絶対に休むという日を週一回以上設ける

これは2つとも勇気の要ることではあります。
そもそも最低限は納期に余裕がないと眠い時に寝ることもできません。

だからこそ上記2点を守ろうとすれば、
スケジュールの組み方も余裕を持って考えるようになるんですよ。

そして、きちんと眠り、きちんと休むことで、
体調を崩すことが少なく、作業時には良いパフォーマンスを発揮できます。


最終的にはライティング効率アップに繋がるわけです。

…と、このようにして私は最初のステップアップを果たしていきました。

ライティングの仕方、進め方なんて正解はないも同然ですが、
行き詰まっている方がいれば、なんらかの参考くらいにはなると思っています。

とりあえず今回のお話はここまでで。

また続きは後日書いていく予定です。

ここまで読んでくださり、どうもありがとうございました。

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