せっかくフリーランスのライターになるなら、貧乏だけはしたくありませんよね!
もちろん、働き方の面やモチベーション面など、
収入面以外にもフリーランスのメリットはあります。
しかし、誰だってできることなら貧乏はしたくないもの。
この記事では、
「フリーランスのライターに転身して貧乏になった!」
という事態を避けるための、基本的なポイントをお教えします。
ライター志望の方、駆け出しライターの方は、ぜひ読んでみてください。
可能なかぎり仕事を選ばず営業を!
当たり前ですが、貧乏にならないためには一定以上の収入が必要です。
そのためには、一定量の仕事を常に確保しなくてはなりません。
時には仕事を選り好みしないことも大切ですね。
クラウドソーシングが広まったことで、
フリーランスは昔より仕事を取りやすくなっています。
もちろんライターも同様。
与えられた環境を最大限に生かして、貧乏を回避しましょう。
チャレンジ精神で多様の仕事に挑む
フリーランスのライターは、安定した仕事量を確保するのが困難です。
特に実績のない初期は、選り好みしているとそうそう依頼されません。
絶対の自信を持っているジャンルに限らず、
興味のあるジャンルや多少でも知識のあるジャンルは積極的にチャレンジしましょう。
“気に入られず打ち切られても仕方ない”
くらいの気持ちを持っておくことも時には大事です。
営業は多すぎと思うくらいやっておく
多くのライター・フリーランスが営業で悩むのが、
“やりすぎると手が回らなくなるのでは”ということ。
ただ現実的には、営業したからと言ってもほとんど成約しません。
クラウドソーシングでいえば、募集案件への提案が営業ですね。
参考までに私の営業に対する依頼率は、せいぜい6割台です。
好条件の案件に絞ると5割未満だと思います。
それを考えれば、多すぎるくらいの営業をかけて丁度いいでしょう。
案件がなくなる前に早めの営業
営業は、現在手掛けている案件が終わる前に行いましょう。
これも当たり前のことなんですが、
進行中の案件に集中しすぎて、ついおろそかになるライターは多いです。
営業から実際に仕事を開始するまでには、それなりの時間が必要。
案件がなくなってから動いたのでは、その間無収入になってしまいます。
想像以上に多いフリーランスの出費!
フリーランスがつい犯しがちなミスが、出費額を甘く見てしまうこと。
会社員と違って、フリーランスの収入はすべてが使えるお金ではありません。
ライターの場合あまり仕入れなどの出費はありませんが、
忘れてはならないのが各種税金や国民健康保険料等の出費です。
これを低く見積もっていると、貧乏暮らしにまっしぐらとなってしまいますよ!
フリーランスに課せられる税金
フリーランスが支払わなくてはならない税金は以下の通りです。
- 所得税
- 住民税
- 個人事業税(ライターは免除のケースが多い)
- 消費税(課税売上が1000万を超える場合のみ翌々年に納付)
個々の状況によって免除になるものもありますが、
上記の税金を支払う必要があるのをしっかり認識しておきましょう。
この中でも、住民税は前年度の所得が反映される点を要チェック。
今年たくさん稼いだからといって使いすぎていると、
翌年の住民税が支払えなくなってしまいますよ!
国民健康保険料もかなりの出費
怪我や病気に備えて必要不可欠な国民健康保険。
こちらも会社員の社会保険と比べて、かなりの出費になります。
たとえば所得が1000万円の場合、年間約80万円もの国民健康保険料になる可能性も。
実際には経費や医療費等の控除で、多くの方がそれより少なくなりますが。
国民健康保険料も前年度の所得ベースで算出されますので、
初年度の売上が多かった場合は特に、計画的にお金を残しておきましょう。
また、国民健康保険ほどの大きな出費にはならないものの、
国民年金保険料の支払いも忘れてはなりません。
貧乏フリーランス回避には計画性が重要!
ここまで話してきた内容を一旦まとめますね。
- 最初は極力仕事を選ばず挑戦していく
- 営業は早め早めに、多すぎるくらいの営業で丁度いい
- 各種税金や国民健康保険料等の出費を正しく見積もっておく
上記を踏まえた上で、計画性を持ってお金の管理をすること。
それが貧乏フリーランスにならないためのライター活動方針です。
フリーランスの収入は実際の半分くらいと考える
細かく計算した訳ではありませんが私の感覚では、
フリーランスの収入は実際の半分くらいだと考えるのがいいと思います。
つまり、年収1000万円なら年収500万円くらいという感じ。
そう考えておくと、会社員時代との金銭感覚のギャップが少なくて済みます。
くれぐれも「1000万円から800万円くらい使っても大丈夫」
なんて考えないでくださいね!
経費にできるものは確実にしておく
フリーランス・個人事業主のメリットは経費を組み込めること。
専門家ではないので経費計上できる科目については触れませんが、
所得税等の出費を少しでも軽減するために避けて通れない道です。
調べながら、経費にできるものはどんどん経費にしましょう。
家賃や光熱費、通信費なども、按分して経費にすることを忘れずに。
年間にするとかなりの金額になりますよ!
以上、貧乏フリーランスにならないためのライター活動方針でした!
仕事を安定して確保することは決して簡単ではありませんが、
計画性を持ってお金の管理をすることで、リスクマネジメントしていきましょう。
ここまで読んでくださり、どうもありがとうございました。
- とにかく仕事を切らさないことが大事!
- そのためにジャンルを選ばず営業を多めにかける!
- 営業は案件が終了する前に余裕を持って!
- 税金や国民保険料等の出費は想像以上に大きい!
- 年収1000万円は実質年収500万円程度だと考える!
- 経費を確実に組み込んで出費を少しでも抑える!